年齢や性別に関係なく成果に応じた収入が期待できる
外資系企業は、国内の企業のように年功序列や終身雇用などのシステムが無いところが多く、各職種で能力がある人が出世しやすい環境になっています。特に、営業職や企画職などコミュニケーション力や想像力、交渉力などが求められる職種は、年齢や性別に関係なく高収入を稼げるチャンスがあり、第二新卒や30代以下で転職を決意する人も少なくありません。国内外に多数の社員を抱える外資系企業の中には、固定された年俸だけでなく、毎月個々の社員の成果に応じて支払われるインセンティブ報酬の制度を設けているところもあります。そこで、求職中に各社の給料のシステムを確認して、どの程度の収入を得られるかシミュレーションするのがおすすめです。
語学が堪能で有能な人は海外でキャリアを積める
外資系企業の社員の中でも語学力の水準が高く、将来性のある職種の能力が秀でている人は、若くして海外転勤を命じられることもあります。海外でのキャリアは、外資系企業で長く働くうえで、将来的に本社に戻った際に昇進や昇格の場面で役立ったり、現地での生活を通じて新たな視野が広がったりと良い経験となります。中途採用に力を注いでいる外資系企業においては、新卒で就職をした若手社員だけでなく、過去の社会経験や得意分野によっては転職して間もない中途社員を海外転勤の対象とするところもあります。そのため、外資系転職をして海外で働きたい人は、転職活動を通じて経歴やスキルなど各社が求める条件をクリアしているかどうか判断しましょう。
能力主義の外資系転職は、モチベーションの高い人にとってはメリットが多く、成果次第で給与が決まります。