そもそも秘書の仕事とは
ひとつの企業には、いろいろな役職の社員が働いています。社内で上位にあたる社員ほど多忙になる傾向があり、ひとりですべての業務をこなすのは困難です。上位の社員が重要な業務に集中できるようにサポートする役割が必要で、その担当者を秘書と呼ぶ事例があります。日常業務全般のサポートが秘書の仕事で、スケジュールの伝達や調整、電話の取り次ぎなどがよくある業務です。上位の社員に出張が多い場合は、交通手段や宿泊先の手配なども行う場合もあります。秘書が適切に行動できれば、雑務の負担を減らして優先度の高い業務に集中することができます。企業秘密に関わる情報に触れることもめずらしくないため、厳重な情報管理が基本です。
派遣の形式で働く秘書とは
秘書の仕事を派遣の形式で行うとき、契約期間が一定ではないのは他の職種と同じです。数週間から数ヶ月で派遣先が変わることもあれば、契約更新を重ねてひとつの企業で1年以上勤務する事例もあります。サポートが秘書の仕事であるため、短期で派遣先が変わる場合は上司になる人物の性格や人間関係などをすばやく把握する必要があります。具体的にどのようなサポートが求められているのか契約前に確認できると、スムーズに仕事を始められるのではないでしょうか。契約期間を終えたあとも、業務で知り得た情報を第三者に公開することは慎まなくてはいけません。高い責任感は秘書に求められる基本要素であるため、うまく成果を残せば再度の契約を求められることも期待できます。
秘書の派遣は、能力次第で正社員になることができます。また、プライベートを充実できたりと、メリハリのある生活を送れます。